|
女性の値段などと言いますと、何か売春で値段交渉をしているように思われるかもしれませんが、そういう視点ではありませんので、お間違いないように。 かつて株式相場の格言に、ケインズの美人投票の理論があり、つまり株式の銘柄を選ぶのは将来の美人を選ぶのと同じであるというものです。 しかも、その美人は、その時代の好みに、もっともよくあうものでなければなりません。 美人とは何かと言いますと、それは、人を惹きつける強い魅力を持っている女性のことで、単なる目鼻立ちの整った女性ではありません。 株でいう美人とは何かというと、それは、人を惹きつける強い魅力のある株のことで、 人気がつきやすい株のことです。 いっぽう、美人でない株のほうは、なかなか人気がつかない株のことであり、投資家の中で、上がると思って株を買ったところ、なかなか上がらなかった経験を持つ人が少なくないと思いますが、それは、美人でない株を買ったからです。 もし、美人の株なら、天井とか高値圏で買った場合はともかく、それ以外のところで買った場合なら、勢いよくドンドン上がっていくはずです。 この理論は、女性の値段(魅力の価値)を決定する恋愛法則と合致する部分が多少あります。 たとえば、好きな女性を追いかけるということは、経済原理で言い換えれば、それは、あなたを買いたいと申し出ていることを意味します。 仮に彼女の現在の魅力価値を100万円と設定すると、100万円で買いたいと申し出る人がいるでしょう。 でも、周囲の男性が、もっと値打ちがあると思えば、150万円で買い手がつくかもしれないし、さらに価値があると思った人は、1000万円の価値をつけて買うかもしれません。 こうやって女性の価値は、男性の評価によって決定されるのです。 この例のように、芸能界でも夫が犯罪者になったような場合、その妻の評価に変化がないのかと言えば、そんなことはなく、夫が犯罪者になれば妻の値打ちも同時に下がります。 それは、男の価値によって妻の価値は変化するからです。それが証拠に、たとえば総理大臣の妻であれば、たとえどういう経歴の持ち主の女性であったとしても、周囲からは価値ある女性として評価されるでしょう。 女性の価値は男の価値に付随するのです。 それでは、1000万円の値打ちをつけて買った男性が、「しまった。1000万円の値打ちはなかった」と後悔した場合、当然、売りに出すでしょうが、一度、1000万円の値打ちがついていますので、一気に暴落するようなことはなく、せいぜい900万円ぐらいで取引されるでしょう。 このように、女性の価値も、一度手に入れた男性の価値で評価されるために、たとえ別れたとしても、一気に価値が下がることはありません。 これが、女性の価値を決定する恋愛法則です。 |
|
|||||||||||||||||||||||||||
Copyright (C)2015. 男と女の恋愛法則と引き寄せの法則 All rights reserved. |