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男性も女性も、つねにいまより素敵な異性を求め合って生きている。ただ、釣り合いというものがあります。競争率の高い相手はそれなりの理由を持っています。 したがって、偏差値が釣り合わない男女がつき合っている場合は、そのギャップを埋める何かが二人の間に存在しています。その「何か」が「都合のいい」と総称できるものです。 ★ 「都合のいい女」になるのは、恋愛偏差値が違うから 恋愛においては、ほとんどのカップルに上下関係が存在します。この上下関係こそ人間の偏差値を表しているといえましょう。 だから上の立場の者から見れば、下の者はどうしても都合よく扱われる状態になってしまいがちになります。こう考えると、人口の役半数は都合よく扱われていて、都合のいい男や女は未婚か既婚かにかかわらず、誰もが経験するということがわかります。 「都合のいい男」や「都合のいい女」になりたくない、と誰もが思っているかもしれませんが、実際には知らず知らずのうちになってしまっている人が多い。 ★ 「都合のいい」は恋愛の上下関係が存在 ですから、ベッドインするかしないかということは、狭い意味での「都合のいい」ということで、広い意味での「都合のいい」は、恋愛における上下関係を表す言葉だと言えます。 たとえば、職場に偏差値の高い、いい男が一人いたとしましょう。彼はつき合っている女性がいるにもかかわらず、後輩の女性社員たちにモテモテで、その中のA子とは何度か食事に行っていたとします。 A子はこの男性に彼女がいることを知っていたが、「もし暇なときがあったら旅行に連れてってくださいね」とおねだりすることがよくあった。このような場合、彼はまだA子と肉体関係こそないが、彼にとっては完全に「都合のいい女」になっています。その気になれば、いつでもベッドインできるのですから。 ★ 「都合のいい男」も同じように恋愛偏差値の違いから 次は、女性の場合を考えてみましょう。 偏差値の高い女性が、何でもしてくれるマメでやさしい男性とつき合っていたとします。彼とはたまにベッドインしますが、本当は快感も得られず、彼とのベッドインは好きではなかった。その彼とはそろそろ別れようとも考えていた。彼女はモテモテで、ほかにも男性に誘われていて、その中に「抱かれてもいいかなあ」と思っている男性がいた。もちろん、その男性とは肉体関係はありません。 この場合、いまの彼は彼女と肉体関係こそあるが、見事に「都合のいい男」にされてしまっている。もし、少しでも二人の間に波風が立てば、それを理由に彼はあっさり捨てられてしまうでしょう。だから、彼は今日も彼女のご機嫌をそこねては大変と、必死にやさしく振舞っていることでしょう。 こう考えると、世の中は「都合のいい女」と「都合のいい男」だらけであることがわかります。もし、心ときめくような偏差値の高い異性とつき合いたいと願うのなら、つねに相手にとって都合よく振舞っていなければなりません。それは自ら「都合のいい女」または「都合のいい男」になるということにほかなりません。それができないのなら、偏差値が同等かそれ以下の人とつき合うしかありません。 |
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