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肉体関係があるのに、彼から「友だちのままでいよう」と言われたら、恋人への昇格はいくら体の関係を継続しても、まずはムリだと思うのがいいでしょう。 つまり、あなたと彼は不釣り合いのカップルで、そのうえ彼のほうがあなたより数段レベルの高い魅力を持っており、あなたがムリに背伸びをしながらつき合っているということです。 ここで言う魅力とは、ルックス、頭脳、優しさ、地位、家柄、経済力など、すべてを総合したものを意味します。 恋は盲目とはいわれますが、これはベッドインでのことで、実際はしっかりと計算されて恋愛は成立しています。 もし、あなたが大好きな彼と正式に交際宣言をしてつき合うことができるのであれば、彼の周囲に集まる女性の中で、あなたの魅力が一番高かったのです。どんな男性でも、自分に言い寄ってくる女性の中から、あえて魅力の低い女性を選ぶことはないでしょう。 正式につき合うというからには、あなたは常に他の女性と比較されていることを忘れてはなりません。 彼とつき合いたいのなら、彼が過去につき合った女性全員と比較され、そして現在言い寄ってくる女性とも比較され、さらに、未来に彼に言い寄ってくるであろう女性とも比較されているということです。 そして、その比較コンテストで優勝した女性だけが本命の女性になれるのです。 本命になれなかった女性はすべて、本命の女性を取り巻くギャラリーにしかなれません。 男女の恋愛は、自分の遺伝子を残すための、食うか食われるかの壮絶な戦いがあるのです。 それはあなたと彼との釣り合いだけの問題ではなく、彼に言い寄ってくる過去・現在・未来の女性全員との釣り合いを比較されているのです。 女性はよく占い結果を信じて、「彼との相性は最高だから、赤い糸で生まれる前から結ばれているの」などと、軽い気持ちで言っていますが、男女のカップルは相性の良し悪しで結ばれるのではないのです。 経済の論理で言えば、得か損かで結ばれるのです。 肉体関係を持っていながら、「このまま友だちでいよう」などと言われるのは、あなたが本命になろうとするからです。 「友だちとしてつき合う」ということは、「オレのやることに文句を言うな」「オレを束縛するな」という意思表示であるので、ここから脱却しての本命になる道は程遠いのです。 |
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