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人間は欲求という容器を満足という液体で満たそうとする生き物です。この容器の底に穴が開いていて、満足という液体は時間とともにその穴から流出し、なくなっていきます。そして、なくなってくるとまた、満足という液体を注ぎ込み、私たちは死ぬまでこれを繰り返します。 ★ 男の性的欲求は、女よりも大きい ところが、男女の性的欲求の容器と穴の大きさには大きな差があり、その差によってセックス観の違いが生まれます。男性の性的欲求の容器は大きく、底には大きな穴が開いています。 これに対して女性の性的欲求の容器は小さく、底には小さなひびが入っている程度です。 ★ 男女の浮気に対する影響 このことが男女の浮気のパターンにどのような影響をもたらすかを考えてみましょう。 @ 女性の浮気の特徴 たとえば、ある妻が夫に隠れて浮気を楽しんでいたとしましょう。 もちろん妻は隠れて浮気をしているのだから、夫が求めればたまには応じなければなりません。このとき、妻は夫に義理で抱かれることになるのですが、そのとき妻の心はどこにあるのでしょうか? 夫を愛していると思いながら抱かれているのでしょうか? たいていの女性なら、嫌な思いをして抱かれているに違いありません。つまり、心は浮気相手のところを彷徨っているのです。 A 男性の浮気の特徴 しかし、男性は違います。毎回、目の前の女性に気持ちを注ぎながらベッドインする特徴があります。 だから妻とベッドインしているきに浮気相手に心が彷徨うことはほとんどなく、その逆もしかり。浮気をしているときに妻の顔がチラつくこともありません。このために男性は浮気を楽しめることができるのです。 ★ 男は性的満足感が残らないので、目の前の女性を愛することができる さて、男性はどうしてその場その場に応じて目の前の女性を愛することができるのか、女性にはまったく理解できないことでしょう。 その理由を端的にいえば、「性的満足感が残らない」「性的に飢えている」からです。男性は性的関係の満足感や感覚が、女性よりもはるかに短い期間でリセットされます。つまり自分の欲求を満たしても、その満足感はすぐに枯渇してしまうことを意味しています。 たとえば、前の夜に浮気相手とベッドインしても、翌朝にはすっかり満足感は空っぽになっているので、次の日、また別の女性とベッドインしても平気なのです。 つまり、性的欲求の容器の底に大きな穴が開いているということは、満たしてもすぐに空の状態になってしまうことを意味しています。このことが毎回異なった女性を抱くことが出来る理由になっています。満足感の入れ替えが可能なのです。 ★ 女性は性的満足感が持続するので、浮気で楽しめない しかし、女性の場合、容器の底には小さなひびしか入っていないので、性的に満たしてやると、この容器が空になるには時間がかかります。 したがって、女性が二股恋愛をするとき、前の男性に抱かれた満足感という液体の上から、もうひとりの男性に抱かれた満足感という液体を注ぎ込むかたちになります。結果的に二つの液体は混ざり合い、不協和音を醸し出します。これが男性のような浮気の楽しみ方を女性ができない理由なのです。 女性が男性のよう名浮気をしたいのなら、女性も性的欲求の容器をいつでも空にできなければなりませんが、それができるようであれば、女性の存在意味はなくなってしまいます。 もし、女性が男性同様に性的欲求の容器を空っぽにできて「いつでもできる」状態になれば、人類は進化せず生き残らなかったはずです。 浮気は男性にだけ与えられた特殊能力であるといってもいいでしょう。 「あんたが浮気をするなら、私もやり返すわよ」と夫婦喧嘩で大声を上げる奥さんもいますが、それは無理というものです。女性は男性のような狂った浮気はとてもできないのです。 |
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