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俗に「都合のいい女」とは、相手の彼に本命がいて、その関係を邪魔せずに、性的関係だけを彼と結ぶ関係を言います。 女性はだれしも、自分では「都合のいい女」になりたくないと思っていても、気がつけばそうなっていたということはよくあります。 この関係がいいとか悪いとか言うのではなく、女性としての種族保存の本能によって、このような関係になってしまう可能性があるということです。 同じような年齢の男女が5人ずつ左下の表のようにいたとします。 @からDになるに従って魅力が減少していくと仮定します。
常識的に考えれば、横の線で結ばれるカップルが魅力の程度が釣り合っているため、自然にできあがるのではないかと思われるかもしれませんが、現実の世界では、そんなことにはなりません。 なぜなら、魅力の高い男性@が魅力の高い女性の@ABあたりを独り占めしてしまうからです。 そして男性A以下は、その後に残った女性Dあたりとしかつき合えないわけです。まして最後の男性Dなどは、どの女性ともつき合えないという悲しい現実があります。 では、男性@が女性@とつき合えるのかというと、必ずしもそうなるとは限りません。 なぜなら、男性ABCにしても、自分で魅力のレベルを知っているわけではないので、自信があれば、女性@に猛烈にアタックすることが予想されます。 そうなると、女性@の価値は、本来の価値より上がってしまい、男性@の価値を下に見るようになって不満を覚えます。そして、結局、この女性は誰ともつき合わず、男性@よりもっと魅力のある男性が現れるまで待ってみようと思い始めます。 つまり、ここにいる5人の男性は、女性@とはつき合えないということが起こるのです。 これはたとえ話であっても、現実の恋愛関係もこういうシナリオで進行しているのです。 女性は自分の子どもをしっかり育てられる優秀な男を探そうとする本能が、こういう結果を導いてしまうのです。 でも一度でも自分よりかなり魅力の高い男性とつき合ってしまうと、その男性を基準として考えるようになるため、自分に言い寄る男性のレベルの低さでは妥協できなくなります。 このようになると、以前の彼の魅力を再認識して、たとえ彼女がいたとしても、「都合のいい女」として彼の側にいたくなるのです。 |
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