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どんな恋愛本を開いてみても、モテる方法について解説されていますが、現実には、そんな簡単で安っぽい秘訣などあるわけありません。 だれでもできる方法なら、全員がモテているでしょうが、それができないからこそ、モテる人は貴重な存在なのです。 誰もが知っているように、モテるための第一に大切な要素は、見た目の美しさです。 美男、美女であれば、学校の成績が悪かろうと、体が弱かろうと、少しぐらい性格がいじけていても、美というだけでモテるのです。 この美は生きていくうえでなくても何の問題もないのですが、この無駄とも思える美こそが、人類の遺伝子が追い求めているものなのです。 男性の場合は、女性と違って、見た目の美しさ以上に重要視されるものとして、地位や権力、経済力、将来性がありますが、さらに、姿勢の良さ、堂々とした風格、男らしい風貌、きびきびした歩き方、自信のあるしゃべり方、ファッションなども、女性を惹きつける大きな要因になっています。つまり、フェロモンが出ているのです。 もともと美そのものは、人間が生きていく上で必要でもないのに、遺伝子には絶対必要であるとインプットされているように、人間は本能的に無駄で必要のないものに惹かれるようになっているのです。 無駄の効用という言葉があるように、無駄は余裕から生まれるものであり、人間の器の大きさを感じさせるからです。 男の器の大きさこそ、優秀な子どもを作って子孫を増やすという女性の本能を満たしてくれるからです。 日常生活をする上で欠かせないものは、どんなに贅沢をしても、他人に誇示できるほどのインパクトは持っていませんが、一見、無駄とも思えるように、1千万円のロレックスの時計を身につけていたり、高級外車を何台も持っている男性は、それだけで、どれだけ無駄な生活をしているかをアピールすることができるのです。 この無駄こそ、経済力に余裕がないと絶対できないからです。 無駄をアピールすることは、男の能力の高さを誇示することにもつながり、生活することにアクセクしていないことを訴えています。 それでは、具体的に無駄を誇示する方法としては、 経済力としては、外車や高級ブランド、ファッション、気前の良さ、 将来性の誇示としては、地位、権威、学歴、出世、業績 余裕のある誇示としては、ファッション、姿勢、しゃべり方、視線 優しさの誇示としては、送り迎え、豪華な食事、しゃれたプレゼント などがあります。 要は、男性のモテる秘訣は、いかに無駄なところに経済力や精神力を注げるかです。 |
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