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ルックスが良くて自信もあって学生時代にはモテモテだったのに、「今は全然モテなくなってしまった」と嘆いている男性がけっこういるようです。 このあたりのモテ方が男性と女性では大きく違っています。 女性なら、どんなに性格が良くて気立てが良かっても、性格が悪い美女よりモテることはありません。たとえどんなに性格が良くても、男性から見た女性の価値は、性格が悪くても美女のほうが高いのです。だから、女優のような美人は、何回離婚していても、結婚したいという男性がいつでも現れてくるのです。 しかし、男性の場合には違ってきます。 ルックスが良くてイケメンの男性は確かにモテるでしょうが、それは年齢によるのです。 とくに学生の頃は、全員が地位も権威も、経済力もなく、そのうえ将来性も見えず、未知数です。すると、男性を評価する基準は、何になるかと言えば、それはルックスとか顔、あるいはスポーツができたり、ギターが弾けるというような特技で価値が決まります。 そういう男性は、女性から見た価値が高くなり、女性からはちやほやされてモテるため、男性は自信もつき、行動まで男らしく見えてくるものです。 ところが学生を卒業し、社会人の仲間入りをして自立していかなくなると、とたんにその男性の価値は下がってきます。社会人になると、男の価値基準が変わってきて、地位や経済力、将来性がモノをいってくるのです。 それと同時に異性選びの競争はさらに激化します。なぜなら、いままで異性獲得競争で水面下にいたオクテの優しい男性も参加してくるからです。 さらに、年齢制限がなくなり、50歳の中年であっても経済力さえあれば、いつでも参戦可能なのです。 ルックスや顔だけで価値が決まっていた学生時代とはまったく様相が違ってくるのです。 女性の場合はどうかというと、女性の「美」というのは社会に出てからも大きな武器となるもので、女性の経済力や地位などはほとんど見向きされません。 美人でさえあれば、男性をいつでも虜にできるほど、女性の価値は高いのです。 ですから、学生時代にイケメンだった人は、それ相応の価値の高い女性にモテていたのでしょうが、社会人になると、女性の価値は代わらないのに、自分の価値が下がってしまうのです。もちろん、地位や経済力を伴っていれば別ですが。 地位や経済力のないイケメンは、自己評価を落として、かつてつき合っていた女性よりも低い価値の女性でないと釣り合いが取れなくなっているのです。 これがモテていた人がモテなくなる恋愛法則です。 |
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