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もし、女性が男性と同じくらいに、性的欲求に飢えているとしたら、どうなることでしょう。ちょっと想像してみましょう。 女性も男性と同じ様に性的欲求に飢え、つねに男性をあさろうとするわけですから、世の中は肉体関係を結びたい人間で溢れてしまうことになります。 ふと街角で出会った男女は視線を交わすやいなや、「する?」のコールサインを送り合い、その場で抱き合いキスをして、さっと人気のないところに行って性的関係をはじめる。 もちろん、相手の名前も住所も知らないし、知る必要もありません。そのほうがあとくされがないからです。 街にはラブホテルやカップル喫茶が林立し、風俗産業は男性専用、女性専用ともに大繁盛することでしょう。 会社のランチタイム、学校の休憩時間には各自相手を見つけて一斉にはじめ出し、あちこちであえぎ声が響き渡る。食後に1回、おやつに1回、寝ても覚めてもという具合です。 現実にこのようなことがありえるとすれば大変なことになります。現代だからこそ避妊はしっかりできますが、これができるようになったのも近年のことで、人間の歴史の大部分が避妊などできなかった時代です。 ということは、性的関係で子供ができるのだから、女性は毎年ランダムに子供を産み落としていたことになってしまいます。そのような状況下では、おそらく、とっくの昔に人口爆発が起こっていたはずです。 ★ 女性も男性と同様に性的欲求が強ければ、優秀な子孫は残らない しかも、女性も男性と同じ様に、暇さえあれば誰とでも性的関係を持ちたいということであれば、相手を厳選するという能力は皆無となります。したがって、優秀な種だけが後世に残るという自然界の進化の法則も崩れることになります。 これでは人間という種は進化の統一性が取れなくなり、その時点で進化にストップがかかります。それでも何百年、あるいは何千年かは種が継続していられるかもしれませんが、やがては弱肉強食の世界で滅びることになるでしょう。 こう考えると、女性ができるだけ優秀な男性を選び、その人の子供を残そうとすることは、人間が進化をしていく上でどれほど大切なことか、おわかりいただけたと思います。 ★ 人間が進化したのは、女性が男性を厳選したことが理由 人間は地球上でもっとも進化した生き物であるということは、女性がレベルの低い男性とは性的関係を持たず、優秀な男性とだけ性的関係に努めた結果であることがわかります。 つまり、男性を厳選する能力が、動物界の中で人間がもっともシビアだったということを意味しています。 当然ながら、もし女性が「誰とでも性的関係を持ちたい」と考えていたら、男性をシビアに厳選することは不可能であり、人間はこれほど進化することは絶対になかったはずです。 ですから、女性は誰とでも性的関係を持ちたいと考えてはいけないことなのです。 |
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