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「俺は自由に生きたいから結婚はしない」という
恋愛法則の結末


私たちはまったく自由な生き方ができますが、ただひとつ生まれたときから背負わされているのは、自分の遺伝子を将来に残すという、遺伝子のDNAです。

「自由に生きたい」という気持ちは分かりますが、生きるということは、考えているほど自由ではなく、さまざまな制約が課せられているものです。




私たちは、三度の食事を取らなければ、生きていけないし、魚のように水の中では棲めず、空気がないところも生きていくことはできません。また、食べるためには、動物も殺さなければなりません。そして何よりも、私たちは永久に生きることはできず、80年前後の寿命しか与えられていません。

ですから、私たちは自由に生きたいと願っても、最初から足かせ手かせが着いていて不自由極まりないものです。

さらに、私たちが生きている目的も、自分で勝手に設定できるように思っているかもしれませんが、人間も含め、動物も植物も優秀な子孫をいかに残すかという目的達成のみで天から生かされているのです。


誰しも美男、美女を見れば心が動かされるように、この点からも自由ではないのです。自由に生きたいと思い、異性の好みも自由に選ぶんだと突っ張ってみても、ブサイクな人を好きにはなれないのです。

やはり美人を好むのです。

その理由は、異性選びこそが、遺伝子の複製を残す上で、もっとも重要だからです。

遺伝子の複製を残すためのご褒美としてこの上ない快楽も与えてくれているのです。

それが最近では、人間はその快楽というご褒美だけを味わい、遺伝子を残さなくなってきているのです。つまり避妊によって子どもを作らなくなってきています。

人類が繁栄するために遺伝に組み込まれた複製の誕生を、快楽だけむさぼり、子ども産むことを拒否しているのです。つまり。自らが自分の存在理由を否定しているのです。

その兆候を上げると、


@ 女性が男らしさやたくましさを求めず、浮気しない誠実な男性を求める傾向になっていること

A 女性がルックスやスタイルで男性を選ばず、経済力や誠意で男性を選ぶようになってきたこと

B 若い男性の精子の数が減少していること

C ゲイのような、男でも女でもないような人が増えてきていること

D 結婚しても子供は作らないというカップルが増えてきていること

結婚もせず、自由に生きるということは、だれも否定できないにしても、人類滅亡に近づきつつあることだけは確かなようです。



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