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男性と女性では「性」に対する考え方が根本的に違います。 男は男性ホルモンである「テストステロン」が多く分泌されると、闘争的で短気になり、性的欲求も高まりますが、これがあるからこそ、男は社会で闘う気持ちが高ぶってくるのです。 何のために戦うのかと言えば、結局のところ、男の強さを誇示して女性を獲得するためです。 でも、男性のすべてがこのホルモンを放出し放題になってしまうと、まさに世の中は戦いに明け暮れて心が休まる暇もなくなるでしょうが、そこは理性で抑制して調節する仕組みが出来上がっているようです。 それでは、キミとは「正式に結婚するまではエッチを我慢するよ」と言うほど、このテストステロンの放出を抑制していることは間違いないでしょう。 そうすることが女性に対する誠意だと信じているわけです。性が開放的になっている現在、このような極端な誠意を示す男性の精神構造はどうなっているのでしょう。 男性が女性を獲得するうえで、もっとも重要な条件としては、男の力ではないでしょうか。 男の力と言えば、別に腕力そのものを指しているのではなく、男としての知能、素質、才能、経済力です。 それらの力を持っていない男性はどうするのかと言えば、力の代わりに、優しさ、誠意、性格の良さなどで自分をアピールするしか方法がありません。 ですから、最初から誠意を前面に押し出して交際するという男の恋愛戦略は、自分で男としての迫力や素質、才能に恵まれていないことを表明しているようなものです。 有能で、実力のある男性は、もともと闘争精神が旺盛で、男性ホルモンも活発に出ていることから、女性にもモテ、肉体関係を我慢するようなことはしないはずです。 つまり、最初から我慢できるような男は、男性ホルモンの分泌量が低いことが考えられます。 女性から見て、こういう男性がいいのか悪いのかは別として、男の社会では落伍者となり、結果的に出世できない万年平社員になることだけは間違いないでしょう。 ですが、家庭では、いいパパになる資格は持っているでしょう。 |
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