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女性の嫉妬は、ほとんどの場合、恋人や夫に対するやきもちです。 別の女とつき合っているのではないかという疑いから、泣いたり、わめいたり、むしゃぶりついたりする女性もいるほどですが、男の嫉妬は違います。 男の場合、彼女に対するものより、むしろ仕事面の嫉妬が多く、一足早く役職についた同輩や後輩に対して、呪いの言葉を吐くのですから、情けないかぎりです。そのくせ、相手には直接いえず、恋人や妻に矛先をむ゜家手来ることがありますので、始末に負えません。 このタイプのほとんどは、精神的にも性的にもサディストで、無防備な女性に苦痛を加えてきます。 なにしろ、同輩や後輩に対する羨望というより、自分がこれからどうなるかという、恐怖や不安のほうが先立っているので陰湿です。その不安を解消するまで女性を苛めていきます。 普通の人なら、恐怖や不安があると、胃が痛くなったり、頭が痛くなるものですが、このタイプは、不安感が性的欲求の神経を刺激してしまうのです。それだけに、不安が起こるたびに、サディスティックになるので、別れないかぎり、半永久的につづくことになります。 恐ろしいのは、それに女性の側が慣れてしまうことです。縛られたり、目隠しされたりする行為は、それなりに強烈な快感を伴うので、ある程度は我慢できるようになってしまうのです。 すると、今度はその男と別れたあと、ふつうの男との性生活では、満足できなくなるため、なかには、心身ともにボロボロになる女性も出てくるといわれています。 もうそうなっては、輝く未来は失われてしまいます。 男の嫉妬には、もう一種類あって、女性が浮気をしていると妄想することで、暴力的な性行為に及ぶというものです。 こういう男には、あなたがどんなに「浮気なんかしてない」といってもムダです。 男はそう思うことで興奮するわけですから、弁解すればするほど、嫉妬心に火がつき、なかには女性の髪をつかんで引きずり回したり、殴りつけてくることもあります。 このタイプの男は、彼女より自分のほうがレベルが下、と思っているのが特徴です。またつき合いはじめのきっかけが、酒の入った時間や場所がほとんどです。明らかに、男の外見のかっこよさに女性がまどわされたケースです。 このタイプからは、ひたすら逃げ出すことを考えないと、自分自身がダメになってしまいます。 まだ恋愛経験の少ない女性は、まさか自分がそんなことになるとは思っていないかもしれませんが、新聞の相談欄には、この種の投書が驚くほど多いことを知っておくことです。 |
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