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憧れの人、なんとなく好きだなと感じた男性に出会えば、いますぐにでも自分をさらってほしい。女性なら、誰もがそう願うでしょう。 そんな人と話をする機会をもてたら、自分から誘ってみる。大人の女であるなら、それが自然の流れというものです。 しかしながら、いい男ほど、その誘いにはなかなかのってこないものです。 男が「いい女だな」と思う女性に出会って、たとえば、その女性から通りすがりに「抱いてください」といわれたとします。 たいていの男は、その女性にヒョコヒョコついていったりしません。 むしろ、そんな女性は危険だと思って、逃げ出すでしょう。 男というのは、その人がどういう性格なのか、それがわからない女性には警戒心を抱きます。 そして、警戒心を抱いている間は、ベッドインすることはありません。 男はそう簡単に発情しないものです。 ここが女性の多くが誤解しているところだと思いますが、男は仕事中に一物が発情することはないのです。 それはなぜかというと、血液がそこに行っていないからです。 仕事中なら、血は頭にのぼっています。 そんなところに「抱いてください」と言っても、すぐに、血液が下半身までピッピッと降りてくるほど単純にはいかないのです。 相手の女性がものすごくセクシーだとか、あるいは、自分のそばに座って、体が触れ合っているような場合には、比較的、そういう状況にもっていくのは簡単かもしれません。現実に、クラブの女性たちというのは、そのやり方で、男たちを惑わすわけです。 でも、そういう状況で誘っても、のってこない男もいます。 警戒心がよほど強いか、あるいは職業でいえば、その人は「虚業についていない人」だといえるでしょう。 虚業の一つであるテレビやマスコミ関係の人などは、その都度で常に状況が変わります。 その変化にいかに対応していくかが仕事のようなものですから、そうした男性は、「仕事」の状況から、セクシーな状況に突然変わって、スイッチを切り替えやすいのです。 なかには、エッチ系の記事や番組の担当者もいますが、この男たちは半分、下半身に血液が貯まっている状況で仕事をしているほどです。 ところが、経理や人事、総務といった事務系の人は、そんな変化に慣れていません。 その人の職業というのは顔をみればわかるといわれますが、顔も謹厳実直なら、体も謹厳実直になっていることが多いのです。 「やっぱり夫にするなら謹厳実直か?」 と思われるかもしれませんが、まじめな人ほどスケベなのです。 不真面目な男というのは、それだけ他に楽しみがあるということです。ふだんからあらゆる場所で発散しているので、ベッドインになったら人が変わるということは少ないです。 ふだんが真面目ということは、単に仕事上、血が頭にのぼっているにすぎません。だから仕事を離れると、とたんに下腹部に充血するため、いったん越えてしまったときはコワイのです。電車で女性のそばに立つだけで、セクハラを起こす男の多くがこのタイプです。 不真面目な男は、お酒の席などでちょっかいをかけてくることはあっても、実際にベッドインしてみると、大したことはないことも多いのです。 慣れているからテクニックの面ではうまいかもしれませんが、まず、その前段階で、女性から誘ってみても、案外のってくることは少ないです。 真面目な人がコワイというのは、その逆で、軽い冗談で誘ったら最後、冗談では許してくれないかもしれません。 |
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