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浮気がバレたときの対処法の前に、確認しておきたいのは、「浮気がバレる」とは、どういう状況を指すのか、ということです。 世の中には、シャツに口紅がついていたとか、石けんのにおいがする、パンツが裏表だったなど、妻に浮気の証拠をつきつけられた時点で、あっさり浮気を白状してまう夫が少なくないようです。 しかし、これはあまりにも早計というものです。 これらは、あくまで状況証拠にしかすぎず、決定的な物的証拠にはなりません。 「浮気がバレる」とは、性的関係の現場を押えられた場合と、浮気相手があなたとの関係をバラしてしまった場合についてのみ言えることなのです。 仮に、あなたが愛人の部屋にいるところを奥さんや私立探偵に見られたとしても、ちゃんと服さえ着ていれば、「仕事の打ち合わせをしていた」など、いくらでも、言い逃れができるはずです。 もちろん、状況からすれば、あなたは、限りなくクロに近いのは間違いないですが。 ですが、決定的証拠がないかぎり、そしてあなたが家庭を破壊する気がないかぎり、絶対に浮気を認めてはダメです。 これは浮気の鉄則であり、当の妻だって、心のどこかに、あなたが知らばっくれることを願っているはずなのです。 それでも、不幸にも浮気がバレてしまったらどうするのか。 もっともやっていけないのは、「言い訳」です。 たとえば、「男は誰でも浮気をするように遺伝子に仕組まれているのだ」などと理屈をこねるのは最悪です。 なぜなら、女性は感情的な生き物だからです。 男は、窮地に立たされるほど、論理で逃げようとする傾向が強いですが、ただですら感情的になっている女性に、理屈を並べ立てるのは、火に油を注ぐようなものです。 とにかく、あなたが元の鞘におさまりたいと心底思うのなら、やるべきことは、たったひとつ。それは心からの謝罪です。 土下座して、平身低頭、「すまなかった」と謝る。それでも許してくれそうになかったら、泣く、自殺をほのめかして家を出る、くらいのことはやってもいいでしょう。 勘定の動物たる女性には、彼女たちの感情に訴えかけるのが、もっとも賢明な対処法なのです。 こうして、あらゆるプライドをかなぐり捨てて、男が心底、許しを乞えば、たいていの女性は折れるはずです。折れるどころか、なかには、そこまで夫を追い込んでしまった自分のいたらなさを責め、夫に同情してしまう奥さんもいるほどです。 |
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