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引き寄せの法則を活用して、いい男運を引き寄せるには、恋愛をすることが、まず最初の出発点であるとはいえ、いつまでもその恋愛に執着することは、男運を遠ざけることにもなります。 ★最良の男運を引き寄せるには、別れを決断することも大切なことです。
結婚が女性にとって大きな喜びであることは、いつの時代も変わらないでしょう。ほとんどの女性は、交際のスタートがたとえベッドインからであっても、二人の将来に結婚を夢見ていることは確かです。 とはいえ、そこに行きつくまでに「捨てられた」経験を持たない女性もまたいないのではないでしょうか。 いや、男も捨てられ続けて女を見る目を養うのです。その点では釣り合いが取れています。 ★さらに、結婚まで漕ぎつけても、夫から捨てられる女性がいます。本人にとっては人生最悪の体験であり、最悪の男運でしょう。
しかし、フランスの女流画家マリー・ローランサンは「それは違う」といっています。 『捨てられる女より もっと哀れなのは 忘れられた女です』 現実に結婚生活を営んでいても、夫からまったく忘れ去られた存在だったら、それはもっと哀れではないかと、ローランサンはいいます。 誕生日はもちろん、結婚記念日もとっくに忘れられただけでなく、美容院に行って髪形を変えても、夫はまったく気づかない。 こんな女性のほうが、よほど最悪です。 あきらめきった結婚生活であっても、食べることだけは保証されている場合、それはまるで、かわいがってくれた飼い主に死なれた、犬か猫のような存在です。後はもう、周りから忘れ去られて喜怒哀楽を失っていきます。 そうして、離婚する勇気もなく、ただ一緒に住んでいるだけの「名のみの夫婦生活」を続けている女性は、予想以上に多いのではないでしょうか。
★離婚すれば、生活の苦労は両肩にズシリとかかってきても、魂は生き生きとしてきます。 立原正秋の作品に『花のいのち』という離婚した女性の物語があります。夫が別の女に子を産ませていたことを知った窈子(ようこ)は、自分の娘を置いて家を出るのですが、そのわずか三ヵ月後に、胸をときめかす男性にめぐり合うのです。 我慢して、死せる魂のまま結婚生活を続けていたら、どうなったでしょうか。 妻でありながら、夫から忘れ去られた存在になるだけです。 それでは自分が哀れすぎると、窈子は決断したのですが、この後の運命がどうなろうと、最悪の男運から脱したことは確かです。 ★運は自分が決断して初めて、動くものなのです。
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