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恋愛は非日常的な行為ですから、いつもとは違う興奮とドキドキ感を味わうものです。 つまり、恋をすると、脳内には、麻薬のような興奮物質が出てきて、あなたを快楽に導いているのです。 この恋の麻薬は、人間に快感と幸福感を与えること、そして常習性があり抜けられないこと、そして麻薬を使っている間は、ほかに何もしたくなくなることなどです。 この脳内に麻薬のような物質を分泌させるのは、恋愛だけとは限らず、自分の趣味に打ち込んでいるとき、パチンコで大当たりしたとき、宝くじに当たったとき、美味しい料理を食べたとき、人から褒められたとき、職位が上がったとき、エッチをしているときなどです。 人間のすべての行動は、この麻薬のような物質を分泌させるためにあると言ってもいいでしょう。 特に恋は盲目と言われるぐらい、強い麻薬が脳内から分泌されて快楽を強めてくれるため、惚れた女性のためなら、人殺しさえもしかねないのです。 恋愛をしている状態は、麻薬を求めてさまよっているような状態ですので、東京から北海道だって苦労も思わず平気で彼女に会いに行けるし、高価なプレゼントをするために、夜のアルバイトだって平気で頑張るのです。 男なら、好きな彼女の声を聞いたり、顔を見たりするだけで、脳内からこの麻薬が放出されて、朦朧とした状態になり、平常心を失います。だから、また万難を排して会いに行くのです。 もし、相思相愛の関係なら、お互いに会っているだけで、麻薬が放出されて、夢のような楽しさを覚えるでしょうが、それでもいつかは、麻薬が放出されなくなって、ふと我に返るものです。 そして、どちらかが先に我に返って、脳内から麻薬が放出されなくなった時点で、二人の恋は終わりになるのです。これが恋愛寿命です。 脳内から麻薬が出なくなった相手は、もう恋の対象にはならないのです。 なぜなら、人間の行動は脳内から麻薬を出すために人生を賭けていると言ってもいいほどで、相思相愛であった恋人から麻薬が出なくなったとすれば、麻薬を放出する対象が別のモノに移ってしまったということです。 恋愛が冷めた状態ですので、再度、恋人から麻薬を放出させるのは、至難のワザと思って諦めるほうがいいでしょう。 どうしても諦められない人は、起死回生の一発として、前よりもさらに魅力のある人間になるしかありません。 |
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