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一言で運とか運命といっても、その中身はいろいろあります。 多くの人は、それに気づかずどれも同じ意味で使っていますが、それでは、自分の運をすぐあきらめたり、絶望したりしがちになります。 ★まずは正確に、それぞれの意味を知る必要があるでしょう。
①舞い込む運 英語でいえばラック(LUCK)、ラッキー(LUCKY)がこれにあたります。 ②自分で見つける運 つまりチャンス(CHANCE)で、気がつくという運も含まれます。 ③開拓していく運 英語のフォーチュン(FORTUNE)がそれで、一歩一歩高みに昇ってつかむものです。 ④浮沈する運 英語でいえばスター(STAR)、ホロスコープ(HOROSVOPE)。星占いで一生の幸、不幸がわかるのです。 ⑤避けられない運 デスティニー(DESTINY)のことで、目の前に巨大なものが立ちはだかっている感じです。 ⑥尽きる運、呪われた運 英語でいうとフェイト(FATE)。人知を超えた運命で、私たちにはどうすることもできません。 ★運というものが、こんなに多様に、正確に分類されているようです。
「私は運がいいの」あるいは「私って運が悪いのよ」というとき、それはどの運にあたるのでしょうか？ たとえば、一万円札を道で拾ったのなら、それはラックかチャンスです。 何人もの男と出会い、そして別れる恋愛を繰り返しているなら、それは星占いでないと、その後の人生を見通せません。しかし、そういう人でも仕事を開拓し高みを目指すうちに、別の幸運に恵まれることもあります。 ★この六つの運の中で、絶対につかまってはならない運は、「フェイト」です。呪われた運ですから悪運に決まっています。 これに対して残りの五つの運は、幸運や不幸という幸と不幸が織り成す運といえるでしょう。 ★「デスティニー」は、一見すると避けられない悪運と思いがちですが、いわゆる赤い糸で結ばれた動かしようのない、すばらしい男女運もこれにあたるのです。 一本道を左右から歩いてきて、いつか必ずどこか一ヶ所で出会うという、結ばれる以外にない運命が、デスティニーなのです。 こう考えると、あなたも自分の努力しだいで運を呼び込めることができると思いませんか？
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