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三回目のデートと三ヶ月目のデートが
いつも同じでは先が見えている


男にデートの場所を決めてもらうのは、ちょっと無理があります。つまり場所オンチなのです。



せっかくつき合いはじめて、これからうまくいく、と思っていると、女性のほうから別れ話が持ち上がるケースが多いようです。女性にその理由を聞くと、「会うと、いつもラブホテルばかり。そんな男、イヤなの」ということのようです。

この女性の別れの心理は、多分、全女性共通のものかもしれません。

「もっと、別の楽しいデートだってあるでしょ!」というわけです。

たしかにその通りなのですが、男には「安全確保」という、一種の性格というか習慣があってラーメン屋でも飲み屋でも、理髪店でも書店でも、基本的にいつも通っているところに行くクセがあります。

いつもの電車や喫茶店でも、立つ場所や座る場所が決まっているところがあり、そこにいると体が安心するのです。

この性格を知っておくことは、女性にとっても重要です。とはいえ、優秀な男は積極的に自己開拓するもので、新しい場に踏み込む勇気と好奇心があります。できればそういう男を選ぶのが望ましいのですが。


その点女性は、新しい店に行くのを苦にしないし、むしろ楽しみでさえあります。

「男は変化をこわがり、女は変化を楽しむ」とさえいえるくらいです。

そこで彼に対し、こういってみることです。
「たまには気分を変えてみない?」
これに対し、
「そんなの面倒くさいよ」
という男だったらばっさり切り捨てましょう。無精でものぐさ、怠け者に決まっていますから。


「そうか、そういう手もあったね」という男は、単に気がつかなかっただけかもしれないので、一回は許してあげましょう。

「きみが行きたいところに行こうか」という男であれば、十分みどころがあるだけに、切るのはもったいないでしょう。

ただ「鈍な男は嫌い」という女性だったら、このタイプの男は合いません。毎回、女性から催促しなければならないからです。

しかし本当に重要なのは「場所」よりも「話題」です。

この話題が三ヶ月たっても、幅も広がらないし、情報も新鮮なものに変わらなければ、それこそ、男の質に疑問があります。

それでは女性が大人になろうとしても、なりようがないからです。

場所も席も同じでも、そのたびに話しがおもしろく、勉強になるような情報を教えてくれる男であれば、絶対手離すべきではありません。




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